News

ELVESACT沖浜です。

実は髪のダメージ予防にとても重要な理由があります

美容室でホームケアのアドバイスをするとき、「できれば髪はしっかり乾かしてくださいね」とお伝えすることがあります。

「自然乾燥じゃダメなの?」
「ドライヤーの熱の方が傷みそう…」

そんな疑問を持つ方も少なくありません。

実は、美容師が髪を乾かしてほしいとお伝えするのには、きちんとした理由があります。今回は髪の構造やダメージの観点から、なぜ乾かすことが大切なのかを詳しく解説していきます。

髪は濡れているときが最も傷みやすい

髪の毛は水を含むと内部のタンパク質構造が緩みます。

髪の主成分は「ケラチンタンパク質」です。

このケラチン同士は普段、水素結合によって支えられていますが、水に濡れると結合が一時的に切れ、髪が柔らかく不安定な状態になります。

つまり、

  • 引っ張る
  • こする
  • 摩擦が起こる

これだけでダメージを受けやすくなるのです。

濡れた状態で寝てしまうと、枕との摩擦でキューティクルが剥がれやすくなり、枝毛や切れ毛の原因になります。

キューティクルは開いたままになる

髪の表面にはキューティクルというウロコ状の組織があります。

濡れるとキューティクルは少し開きます。

そのまま自然乾燥すると、

  • 内部の水分が過剰に抜ける
  • 栄養成分が流出する
  • ツヤがなくなる

といった状態になりやすくなります。

ドライヤーで適切に乾かすことで、キューティクルが整い、手触りやツヤ感も向上します。

頭皮環境が悪化する可能性がある

意外と見落とされがちなのが頭皮への影響です。

頭皮が長時間湿った状態になると、

  • 雑菌の繁殖
  • かゆみ
  • ニオイ
  • フケ

の原因になることがあります。

特に暑い季節や汗をかきやすい方は要注意です。

頭皮は顔の皮膚と繋がっています。

頭皮環境が乱れると、健康な髪が生えにくくなる可能性もあります。

カラーの色持ちにも影響する

カラーをしている方は特に乾かすことが重要です。

濡れた髪はキューティクルが開いているため、カラーの色素も流出しやすい状態になります。

その結果、

  • 色落ちが早い
  • ツヤがなくなる
  • パサついて見える

といった現象が起こります。

せっかく美容室できれいに染めたカラーも、乾かさない習慣によって持ちが悪くなってしまうことがあります。

くせ毛が広がる原因にもなる

くせ毛の方からよく聞くのが、

「朝起きたら爆発している」
「まとまらない」

という悩みです。

これは自然乾燥によって髪内部の水分が不均一に抜けることが原因の一つです。

ドライヤーで根元から整えながら乾かすことで、

  • ボリュームが収まる
  • ツヤが出る
  • 朝のスタイリングが楽になる

というメリットがあります。

実はくせ毛ほどドライヤーの効果を実感しやすいのです。

ドライヤーの熱は本当に傷むの?

「熱が傷むから自然乾燥の方が良い」

これは半分正解で半分間違いです。

確かに、

  • 180℃以上のアイロン
  • 長時間同じ場所への熱

はダメージになります。

しかし一般的なドライヤーは60~100℃程度で、髪から20cm程度離して使用すれば大きな問題はありません。

むしろ自然乾燥によるダメージの方が大きいケースが多いのです。

大切なのは、

  • タオルドライをしっかりする
  • 根元から乾かす
  • 最後に冷風を当てる

という正しい乾かし方です。

美容師がおすすめする乾かし方

①まずはしっかりタオルドライ

髪に残る水分をできるだけ取り除きます。

ゴシゴシ擦らず、優しく押さえるように拭きましょう。

②根元から乾かす

毛先ではなく根元を先に乾かします。

頭皮を乾かすイメージが大切です。

③8~9割乾いたら毛先へ

毛先は比較的早く乾きます。

乾かしすぎにも注意しましょう。

④最後は冷風

冷風を当てることでキューティクルが整い、ツヤ感がアップします。

ELVESACTからのおすすめ

「髪を乾かす」という行為は、とてもシンプルですがホームケアの中で最も効果の高い習慣のひとつです。

高価なトリートメントを使うことも大切ですが、

  • 毎日きちんと乾かす
  • 正しい方法で乾かす

これだけでも髪の状態は大きく変わります。

ELVESACTでも、お客様の髪質やダメージレベルに合わせて、ご自宅で再現しやすい乾かし方をお伝えしています。

「トリートメントをしているのに効果を感じない」
「髪がまとまらない」
「カラーの持ちが悪い」

そんな方は、まず毎日のドライヤー習慣を見直してみてください。

美しい髪は美容室だけでなく、ご自宅での毎日の積み重ねによって作られます。

ぜひ今日から実践してみてください。

Tags:

Comments are closed