ELVESACT沖浜です。
昨日の記事に引き続き切れ毛について語っていきます。
切れ毛の本質は「ダメージの蓄積による構造崩壊」です。
つまり、表面をコーティングするだけでは防げません。
重要なのは
👉「内部構造をどれだけ補修・維持できるか」
この記事では、実際に効果がある補修成分を“構造レベル”で解説していきます。
■ 髪の構造を簡単に理解する
髪は大きく3つでできています。
・タンパク質(ケラチン)
・水分
・脂質(CMC・18-MEAなど)
このバランスが崩れると
→ 強度が低下
→ 弾力がなくなる
→ 切れ毛になる
つまり補修とは
「失われた要素を適切に補うこと」です。

■ 切れ毛対策に必須の補修成分
① ケラチン(タンパク質補修)
髪の約80〜90%はケラチンでできています。
ダメージを受けると
・内部のケラチンが流出
・結合が切れる
ここに「加水分解ケラチン」を補うことで
・髪の内部に入り込む
・強度を回復する
・ハリ・コシが戻る
特に重要なのが分子量。
・低分子 → 内部補修
・高分子 → 表面補強
このバランスが良いものが理想です。
② CMC(細胞膜複合体)
CMCは、髪の内部で
👉「細胞と細胞をつなぐ接着剤」
の役割をしています。
これが失われると
・内部成分が流出しやすくなる
・水分を保持できない
・髪がスカスカになる
補修として使われるのは
・セラミド
・コレステロール
・脂肪酸
これらを補うことで
・水分保持力が上がる
・柔軟性が戻る
・切れにくくなる
③ 18-MEA(表面の脂質)
18-MEA(18-メチルエイコサン酸)は
👉 髪の表面(キューティクル)にある天然の脂質
です。
これが失われると
・ツヤがなくなる
・摩擦が増える
・指通りが悪くなる
・引っかかって切れる
補修成分としては
・疑似18-MEA(18-MEA類似成分)
・カチオン化オイル
などが使われます。
これにより
・キューティクルの滑り改善
・摩擦軽減
・外部ダメージ防止
が可能になります。
④ アミノ酸系成分(基礎補修)
アミノ酸はケラチンの原料です。
代表的なものは
・アルギニン
・グリシン
・セリン
これらは
・ダメージ部分に吸着
・水分保持をサポート
・柔らかさを維持
即効性は弱いですが、土台として重要です。
⑤ ヒートプロテクト成分(熱ダメージ対策)
アイロンを使う人には必須です。
代表成分
・メドウフォーム-δ-ラクトン
・γ-ドコサラクトン
これらは
👉 熱を利用して髪と結合する特殊成分
です。
効果としては
・キューティクル補修
・ハリコシUP
・熱ダメージ軽減
つまり「守りながら補修する」役割です。

■ 美容師的に見る“本当にいいトリートメント”とは
よくあるのが
👉「シリコンだけでツルツルにしているもの」
これは手触りは良いですが
・内部補修はほぼしない
・根本的な切れ毛対策にはならない
重要なのは
・ケラチン(内部)
・CMC(結合)
・18-MEA(表面)
この3つが揃っていること。
■ 成分表示の見方(沖浜視点)
見るべきポイントはここです。
・「加水分解ケラチン」が前半にあるか
・「セラミド」系が入っているか
・「ラクトン系(熱反応)」があるか
逆に
・シリコンだけが目立つ
・油分だけで重い
この場合は“コーティングだけ”の可能性が高いです。
■ 切れ毛対策の本質
切れ毛は
👉「補修」+「ダメージを増やさない」
この両方が必要です。
いくらいい成分を使っても
・高温アイロン
・強い摩擦
・きつく結ぶ習慣
これが続けば意味がありません。
■ まとめ
切れ毛対策に必要なのはこの5つ
・ケラチン(強度回復)
・CMC(内部接着)
・18-MEA(表面保護)
・アミノ酸(基礎補修)
・ヒートプロテクト(熱対策)
この“構造補修”を意識することで
👉 切れにくい髪は作れます!
ぜひELVESACTにご相談ください☆

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