ELVESACT沖浜です。
「紫外線=真夏」というイメージを持っている方は多いですが、
実は髪の紫外線ダメージは春からすでに始まっています。

しかも紫外線には種類があり、
- いつ多く飛ぶのか
- 髪に何を起こすのか
がそれぞれ違います。
今回は、
- 紫外線の種類
- 月別の紫外線量
- 髪への具体的ダメージ
- 美容師が考える対策タイミング
を詳しく解説していきます。
紫外線には3種類ある
紫外線(UV)は大きく、
- UVA
- UVB
- UVC
の3種類に分けられます。
① UVA(紫外線A波)
特徴
- 地表に届く紫外線の約95%
- 波長が長い
- 窓ガラスを通過する
- 一年中降っている
UVAは「老化紫外線」と呼ばれることもあります。
肌だけでなく、髪の内部にも入り込み、
じわじわ酸化ダメージを蓄積させます。
何月が多い?
UVAは4月頃から急激に増え始め、
5〜8月に特に強くなります。
ただし冬でもゼロにはなりません。
つまり、
「春から髪が傷み始める」
大きな原因がUVAです。
髪への影響
UVAは髪内部の脂質やメラニンを酸化させます。
特に起こるのが、
- カラー退色
- ツヤ低下
- パサつき
- エイジング毛化
です。
夏終わりに、
「なんか急に髪が老けた感じがする」
のは、UVA蓄積の影響がかなり大きいです。
② UVB(紫外線B波)
特徴
- エネルギーが強い
- 肌を赤くする
- 表面破壊力が高い
- 夏場に急増する
UVBは「レジャー紫外線」とも呼ばれます。
何月が多い?
UVBが最も強くなるのは、
7月〜8月
です。
ただし5月頃にはすでにかなり強くなっています。
実は5月の紫外線量は真夏レベルに近い日もあります。
そのため、
- ゴールデンウィーク
- 運動会シーズン
- 春のレジャー
でも髪はかなりダメージを受けています。
髪への影響
UVBは髪表面のケラチンタンパクを破壊します。
その結果、
- キューティクル剥離
- 枝毛
- 切れ毛
- ゴワつき
- 乾燥
が起こります。
特に、
- ブリーチ毛
- 縮毛矯正毛
- ハイトーン
は非常に危険です。
③ UVC(紫外線C波)
特徴
- 最も危険
- 強い殺菌力
- 通常はオゾン層で吸収される
自然界ではほぼ地表に届きません。
そのため通常生活で心配する必要はほぼありません。
実は「5月」がかなり危険
美容師目線で特に伝えたいのがここです。
多くの方は、
- 紫外線対策=夏
と思っています。
ですが実際には、
髪の紫外線ダメージは4〜5月から本格化
します。
しかも春は湿度が低く、
髪内部の水分量も不安定。
つまり、
- 紫外線
- 乾燥
- 強風
- 花粉
- 摩擦
が同時に起きやすく、髪への負担がかなり大きい季節です。
月別・紫外線と髪ダメージのイメージ
| 月 | 紫外線量 | 髪への影響 |
|---|---|---|
| 1〜2月 | 少なめ | 乾燥中心 |
| 3月 | 増え始める | パサつき増加 |
| 4〜5月 | 急増 | カラー退色開始 |
| 6〜8月 | 最大 | ダメージピーク |
| 9月 | まだ強い | 夏ダメージ表面化 |
| 10月 | 徐々に減少 | 乾燥+蓄積ダメージ |
| 11〜12月 | 落ち着く | 保湿重視 |
なぜカラー毛は紫外線に弱い?
カラー後の髪は、
- キューティクルが開きやすい
- メラニンが減っている
- 内部が不安定
ため、紫外線防御力が低下しています。
つまり、
明るいカラーほど紫外線に弱い
ということです。
特に、
- ミルクティー
- ベージュ
- アッシュ
- ホワイト系
は退色が非常に早くなります。
紫外線で起きる“髪の酸化”
紫外線ダメージの本質は「酸化」です。
髪内部では、
- CMC
- 18-MEA
- ケラチン
- 脂質
などが壊されます。
これによって、
- 広がる
- 引っかかる
- ツヤが消える
- うねる
などのエイジング症状が出やすくなります。

美容師おすすめの紫外線対策
① UVスプレー
最も簡単です。
特に春から使うのが重要。
② 洗い流さないトリートメント
オイルやミルクで保護膜を作ることで、
- 水分蒸発
- 摩擦
- 酸化
を軽減できます。
③ 帽子・日傘
物理防御はかなり強力です。
ロングヘアほど効果を感じやすいです。
④ 紫外線後の補修
夏終わりは、
- ケラチン
- CMC
- アミノ酸
- セラミド
などを補給するケアが重要になります。
まとめ
紫外線には、
- UVA(酸化・老化)
- UVB(破壊・乾燥)
- UVC(通常は届かない)
があります。
そして髪にとって本当に危険なのは、
「真夏だけ」ではなく4〜5月から
です。
特にカラー毛・ブリーチ毛は紫外線に非常に弱く、
- 退色
- パサつき
- 枝毛
- 広がり
が進みやすくなります。
だからこそ、
“夏になってから”ではなく、
“春から紫外線対策を始める”
これが美髪を維持する大きなポイントになります。

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